ACT.0/08

Uriah・S・Baldwin

 ごっそり抜けたその空間を見つめなおしても何時だって真っ黒で。
 思い出せないことが怖いんじゃなくて、思い出した後を想像することが怖かった。
 真実が明かされたときに、私が変わってしまったら。
 周りが変わってしまったら……それが何よりも怖かった。

 けど、何時かは向き合わなくちゃ行けないとも思ってた。

 自分自身が何者なのか、知らなくちゃいけないと。
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あとがき