ACT.0/02

Viola・D・Jenkins

 気が付いたら独りだった。
 人の温もりだとか、優しさだとか、そんなモノは知らずに生きてきた。
 必要が無かった、何も困らなかったから。
 だから愛に縋って必死に生きる人間が……
 虚しい存在だと思っていた。

 愛するということを、愛されるということを……

 疎ましく、無意味に感じていた頃の自分自身の方が誰よりも、虚しかったのに。
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あとがき